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【令和8(2026)年度埼玉県高校入試】高校入試問題から見える「英語」の学び方

2026.03.19
筆者内海 昌子|浦和美園校 教務主任

さいたま市緑区・岩槻区の美園中や美園南中の新中2・3生必見。難化する公立高校入試英語の悩みを最新分析で解決!読解力と語彙力を高め志望校合格を掴むコツを伝授します。

入試を終えて、改めて今年の問題を振り返ります。

みなさんこんにちは。
浦和美園校の内海です。

先日行われた公立高校入試の得点開示が始まっています。
受験生の皆さん、そしてサポートされてきた保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。

進学先も決まり、ようやく長かった高校入試が終わりました。
今は皆さん、春の陽気の中で様々な思いを胸に浮かべているのではないでしょうか。

このシリーズも、ついに最終回。英語編にまいります。

今回は、今年の埼玉県の入試英語を解いてみて気づいた「3つの変化」と「これからの対策」について、現場の目線でお話ししたいと思います。

 ◆ 英語:「文法問題」より「読解力+語彙力」型

■変化1. 求められる語彙レベルの上昇

まず、「英語において求められる語彙の水準が、以前と比べて飛躍的に高まっている」という事実に気が付きました。

今年の学校選択問題の大問3の長文には、以下のような表現が出てきました。

  • due to (〜が原因で)
  • instead of (〜の代わりに)
  • issue (問題・課題)

上記の3つのどれも、英検2級レベルの語彙です。

2000年代~2010年代には、中学校の段階でこのような語彙を扱うことはほとんどありませんでした。以前であればbecause of や problem といった基本的な単語で構成されていた部分が、現在では高校英語寄りの表現や、抽象度の高い語彙に置き換わっています。

つまり、「教科書の単語を暗記した」だけでは太刀打ちできず、長文の中で出会った少し難しい表現も日頃から着実にストックしていく力が、そのまま得点差につながる時代になっています。

■変化2. テーマが「日常」から「社会」へ

もう一つの大きな変化は、長文のテーマです。
このセクションでは、学力検査問題校・学校選択問題校 共通で出題されたものについて触れます。

昔の入試英語といえば「学校生活」や「家族旅行」といった中学生の日常テーマが定番でした。しかし、今年の長文のテーマは「道の駅(roadside station)」といった地域社会の話題でした。

ちなみに昨年は「宇都宮市のLRT(バス高速輸送システム)」が題材でした。
「埼玉県の入試なのになぜ宇都宮?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は近年の入試は、地域活性化や環境問題といった社会的なテーマを扱うことが非常に多くなっています。これは「埼玉県の知識」を問うているのではなく、「英語を用いて、知らない事象や新しい情報を正確に読み取る力」を測っているからです。

■変化3. 文法は「知識」から「文脈での理解」へ

文法問題の出題形式にも明確な変化を感じました。
例えば、今年の「道の駅」についての文章の中には以下の2パターンの表現が出てきました。
tried making soba(そば作りを試してみた)
try to sell more product(より多くの商品を売ろうとする)

この違い、分かりますか?

英語には
・try to do (〜しようと努力する) 
・try doing(試しに〜してみる)
というニュアンスの違いがあります。今回の問題は、その違いを単発の文法知識として問うというよりも、体験イベントの話題という文脈から、自然に意味を理解できるかを見る作りになっていました。

文法を独立したルールとして暗記するだけでなく、「長文の流れの中で正しく意味を取れるか」という総合的な読解力が重視されています。

■対策. 学校選択問題は「情報処理速度」との戦い

今回、筆者も学校選択問題を時間を測って解きましたが、3分ほどしか時間は余りませんでした。

長文そのものが極端に長いわけではないのですが、
「長文を読む」
「資料を見る」
「会話文を読む」
「40〜50語の自由英作文を書く」と、

とにかく処理すべき情報量が多いのです。

「英語を速く、かつ正確に処理する力」がないと、時間が全く足りない構成になっています。

◆まとめ:正しい対策が確実な結果につながる

ここまでお読みいただき、「現在の入試英語は非常に難しい」と感じられたかもしれません。

しかし、過度に不安になる必要はありません。
求められているレベルは確実に上がっていますが、決して特別な生徒にしか解けない問題ではないからです。

その証拠に、今年の当塾の受験生たちは、このハイレベルな学校選択問題でもしっかりと70点台を獲得してきてくれました。

日々の努力が結実した素晴らしい結果です。

学力検査問題校では、なんと90点台を記録した生徒もいます。

基本的な文法を固めることはもちろん重要ですが、それ以上に「多くの長文に触れる」「社会的なテーマの語彙に慣れる」「速く情報を処理する」という訓練を継続的に積めば、必ず今の入試でも戦えるようになります。

新中3生、新中2生の皆さんは、少しずつ「読解力と語彙力の総合戦」に向けた準備を始めていきましょう。私たちも、全力でサポートしてまいります。

◆ 新中3生(現中2生)の皆さんへ:勝負はすでに始まっています

先輩たちの立派な結果を見て、「自分にはまだ早い」「あと1年あるから大丈夫」と思っていませんか?

しかし、あえて厳しい現実をお伝えします。先ほど挙げた「英検2級レベルの語彙のストック」や「膨大な英文を速く正確に読み解く情報処理速度」は、中3の秋から慌てて詰め込んでも決して身につくものではありません。 英語の総合力は、日々の地道な積み重ねによってのみ培われます。

今年の先輩たちが学校選択問題で高得点を獲得できたのは、決して特別な才能があったからではなく、早くから入試を見据え、正しい方向へと努力を継続したからです。

1年後の入試本番、自信を持って問題用紙と向き合うために。そして、来年の春に最高の笑顔で第一志望校の門をくぐるために。「中3になってから」ではなく、「今」この瞬間から動き出しましょう。


【春期講習・無料体験授業のご案内】

浦和美園校では、現在「春期講習」および「新年度の無料体験授業」のお申し込みを受け付けております。

当塾では、単なる文法知識の暗記指導にとどまらず、最新の入試傾向を徹底的に分析し、「本番の得点に直結する真の読解力と語彙力」を鍛え上げる指導を行っています。

  • 💭「入試に向けて何から手をつければいいか分からない」
  • 🔤「英語の長文を見ると、どう読んでいいか分からなくなる」
  • 💪「学校選択問題で戦える力を今のうちから身につけたい」

そのような思いを抱えている方は、ぜひ一度、浦和美園校の授業を体験してみてください。 私たちと一緒に、1年後の志望校合格に向けた確実な第一歩を踏み出しましょう。

■おまけ:内海ならこう書く! 

英作文を学力検査問題校、学校選択問題校とそれぞれ書いてみました。
あくまでも参考程度にご覧ください。

①I like studying in a classroom with teachers and friends better.

②That is because watching videos makes my eyes tired and dry.

Also, being alone at home sounds boring.
I think Japanese students should clean their schools by themselves. When they start to live alone in the future, nobody helps their housework. Cleaning machines like roombas will be expensive for young people. So I want them to learn how to clean their rooms during their school days.

お読みいただきありがとうございました。

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