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浦和美園校

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保護者必見!子どもの思考力アップにつながる秘伝 vol.3

2026.01.31
筆者和田雅弘|進学プラザグループSAITAMA浦和美園校 校舎長

思考力が高い子の共通点は「人の話を鵜呑みにしない」こと?成績が伸びるノート術やAI時代に勝つための作戦力を伝授。親の悩みを自信に変え、自ら考える力を育てます。

長らく時間を空けての投稿となりました。校舎長の和田でございます。

シリーズでお伝えしている子どもの思考力アップの秘伝伝承です。
なお、ここで伝えている「子ども」の定義は、幼児・小学生・中学生・高校生すべてに当てはまるものと考えてください。

ずばり、思考力が高い子たちの共通点とは!?

答えを知って意外に思われる方も多いかと存じます。事実、説明会などの機会にこの内容を話すと「目からうろこでした!」とおっしゃる方も少なくありません。
こちらの傾向は、特に中学受験における最難関中学校に進学している生徒には多く当てはまる特徴となります。また、日本の最高学府である東京大学・京都大学などの学生を調査しても同様の調査結果となりました。

さて、もったいつけてないで結論を申し上げますと、

思考力が高い子たちの共通点! 「人の話をよく聞…」

かない!

ということです。

一般的には「人の話をよく聞きなさい」と言われ、「人の話をよく聞く子」は優秀な子だと思われがちです。

こちらの内容について説明しましょう。

思考力の高い子は、人の話を鵜呑みにしないということです。また別の言い方をすると、「自分の作戦で考える」習慣が高いレベルで身についているということでもあります。

だから安心してください。「うちの子ぜんぜん言うことを聞かないんです…」ということは、「うちの子は思考力が高いのかもしれない!」と考えることができるということです。

勉強におきかえて考えてみましょう。

Aさんはとてもまじめな生徒であり、授業を受けるときも必ず先生が黒板(またはホワイトボード)に書いた内容を、一文字も欠かすことなくきれいにノートを取り、なんならレイアウト・配色までカンペキにコピーします。一生懸命ノートを作ります

一方Bさんは、まじめな生徒ではありますが、あまりノートを取りません。全く書かないわけではなく、時折筆を走らせています。さらには授業中、黒板やホワイトボードに書かなかった発言内容や、先生の雑談などもメモをしています。ノートは黒一色。レイアウトもバラバラ。それでも顔をあげて先生の目を見て話を聞いて、頷くことも多いです

さてここで問題です。AさんとBさんが同じテストを受けました。

そうするとあら不思議、Bさんの方が高得点を取ることが多いのです。そしてさらに不思議なことに、あれだけ一生懸命ノートを取っているAさんの成績は伸び悩んだのです。

筆者も20年近い塾講師の経験の中で、このような生徒たちを担当することがたくさんありました。

駆け出しの頃は、その理由が分かりませんでした。先生の言った通り、教えた通りにノートを取っている子がなぜ伸びないのか?言うことを聞かない生徒がなぜ伸びるのか?そしてある時、その理由が分かったのです。

授業中にアタマを使っているのはどちらの生徒でしょう???

実はBさんは授業中、常に取捨選択をしていたのです。「この情報は自分が既に分かっていることだからノートを書かずに先生の話に集中しよう!」「この雑談は面白いからメモしておこう!」といった具合です。一方でAさんは、とてもまじめに取り組んでいますが、言われたことを言われた通りに写しているだけで、授業中に自分のアタマを使っていなかったのです。だから結果に違いが現れたということですね。

この事実は、実は勉強以外にも当てはまります。スポーツの世界でも優れたトップアスリートはコーチの言うことを鵜呑みにするのではなく、そこに必ず自分を意思を加えます。芸術や音楽の世界でも同様です。人の言うことを聞いているだけでは、必ず壁にぶち当たることがあります。そこに自分の作戦で壁を突破できるかどうか?ということがその人の真価と言えるでしょう。

少し恐ろしいことを言います。2026年、最新AIが大学入試共通テストを解いたところ、15科目中9科目で満点、全体の正答率は97.0%となったという報道がありました。AIはここまで進化をしています。

人の言うことを聞いて行動するという点において、もはや人間はAIにかなわない時代が来てしまったのかもしれません。

今のところAIは「自分の作戦を考える」ことが苦手だと言われています。AIがそれをできるようになった未来を想像すると恐ろしくなるのは筆者だけではないはず…

まとめますと、思考力はアタマを使わないと身につきません。だから私たち大人は子どもにアタマを使わせるように、「自分の作戦で考える」ことが良いことだと言うことを繰り返し伝えていく必要があります。

もちろん集団生活の中で、みんながみんな自分の作戦で行動してしまったら、集団の秩序が崩れることもあります。それはケースバイケースで、学校で自分の作戦で行動できないのであれば、せめてご家庭ではお子様の「自分の作戦」を尊重してあげましょう。私たち学習塾でも自分の作戦を尊重する姿勢を取っております。言われたことをするのは当たり前、言われたこと以上のことを自ら進んで取り組める子どもたちを育てていきたいと強く願っております。

このシリーズでは子どもの思考力育成の秘伝を少しずつお伝えしていきます。
ぜひ次回更新をご期待ください。

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