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【保護者向けアドバイス】

2025.11.26
筆者宗像|東進さいたま日進校 校舎長

集中できないのは普通。でも“環境を整えた子”が中学生で最も伸びます

中学生になると、学習内容が一気に増えます。
それに比例して「集中できない」「やる気が続かない」という相談も非常に多くなります。

しかし結論から言えば、

集中できないのは“意志の弱さ”ではなく、成長段階として“普通”です。

大切なのは、
子どもを叱ることではなく、“集中しやすい環境”を一緒に作ること。
家庭での働きかけ次第で、驚くほど集中力は改善します。

今回は、中学生の集中を高めるために
保護者の方ができる3つのポイントをご紹介します。

① 子どもの「意思」ではなく「環境」を整えることが何より大切

中学生の脳は、感情や衝動を抑える「前頭前野」がまだ発達途中。
そのため、

  • スマホの通知
  • SNS
  • 気になる物音
  • YouTube
    など、刺激に注意を奪われやすい時期 です。

つまり、

❗“集中できないのは当然の状態”

❗“集中しづらい環境では、誰でも集中できない”

だからこそ、保護者ができるのは
「集中できる環境づくり」をサポートすること。

例としては…

  • スマホは勉強中は別室(子どもと合意の上で)
  • 机の上には“使う教材のみ”置く
  • テレビの音量を下げる・時間をずらす
  • 家族も「静かな時間」を一緒に作る

環境が変われば、子どもは自然と集中できるようになります。

② 「机の上のリセット習慣」を一緒に作る

散らかった机は、それだけで集中の妨げになります。
視界に入るものが多いほど、脳は無意識にそちらに注意を奪われるためです。

勉強前に “15秒で机の上をリセット” する習慣は非常に効果的です。

ポイントは…

  • 教科書・ノートはその科目だけ
  • ペンは1〜2本に絞る
  • 飲み物は水かお茶
  • 余計なものは手の届かない位置へ

保護者の方が声をかけるなら、

「まず机の上をスッキリさせてから始めよっか」
「今日使うものだけ置いてみよう」

など、“叱らず・一緒に作る”スタンスが効果的です。

③ 勉強開始は「5分だけ」で十分

中学生がつまずくのは、
“やり始めるまでのハードル”です。

しかし、

🔑 「まず5分だけやる」ことで、脳は作業モードに切り替わります。

これは「作業興奮」と呼ばれる現象で、
始めてしまえば自然と集中しやすくなる仕組みがあります。

保護者からの声かけとしては、

「とりあえず5分だけやってみようか」
「最初の一歩だけ手伝うよ」

のように、ハードルを下げると子どもが動きやすくなります。

まとめ:中学生は“整えられた環境”で大きく変わる

  • 集中できないのは成長段階として当たり前
  • 意思よりも“環境”が集中力を左右する
  • 机のリセットと5分スタートが効果抜群
  • 叱るより“伴走者”になると子どもは伸びる

中学生は、環境さえ整えば一気に学習習慣が安定します。
家庭内でできる小さな工夫が、
子どもの自信につながり、
後々の高校学習にも大きく影響します。

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