日進教室
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9月に入り、「今年も月見の季節かあ」と、月を見上げるより先に月見バーガーを見て秋を感じる人も多いのではないでしょうか。
マクドナルドの「月見バーガー」が誕生したのは1991年。
今年2026年で、なんと35周年だそうです。
月をイメージしたたまごが入ったバーガーとして誕生し、今ではすっかり秋の風物詩になっています。
マクドナルド以外のお店でも競い合うように美味しそうな月見バーガーが発売されていますね。今年は食べ比べをしてみたいなあとカロリーのことは一旦忘れて楽しもうと思っています。
さて、月見バーガーの話はさておき、私が子供のころは、お団子を作ってススキを飾ってお月見をしていました。
なんだか風情があって、大好きな1日でした。
最近は月を見上げることすら少なくなってしまったので、今年はゆっくりお月見する時間を作りたいですね。
日本のお月見のもとになった文化は、中国から伝わったとされています。
日本では奈良~平安時代ごろから記録が見られ、特に平安時代には貴族たちの間で月を眺める「観月の宴」が行われるようになりました。
ただ月を眺めるだけではありません。
舟に乗ったり、お酒を飲んだり、和歌を詠んだりしながら月を楽しんでいたそうです。
平安時代の人たちにとってのお月見は、
「秋のきれいな月を眺めながら楽しむイベント」
だったわけです。
よく聞く「十五夜」とは、基本的には旧暦8月15日の夜のことです。
旧暦では7月・8月・9月が秋。
そのちょうど真ん中にあたる8月15日の月なので、
「中秋の名月」
と呼ばれるようになりました。※諸説あり
ちなみに、ここで一つ豆知識。
十五夜=必ず満月、ではありません。
月の満ち欠けの周期と暦には少しずれがあるため、中秋の名月の日と満月の日が一致しないこともあります。
ちなみに今年の十五夜は9月25日(金)で一番近い満月の日は27日(日)です。
最初は貴族たちが楽しんでいた月見ですが、やがて一般の人々にも広がっていきます。
すると、月を眺めるだけでなく、
「今年も無事に作物がとれました」
と収穫に感謝する意味も加わっていきました。
そこで登場するのが、
月見団子、すすき、里芋などのお供え物。
月を楽しむイベントと、日本に昔からあった農作物の収穫を祝う文化が結びついて、現在のお月見につながっていったと考えられています。
平安時代の人も楽しんでいたお月見。
現代の楽しみ方は月見バーガーなど、本来のお月見とはかけ離れた部分が多いですが、形は変わっても、「お月見を楽しむ」という日本人の心は変わっていないと思いたいです。
また、季節の行事は廃れたものも増えてきていますが、私は大切にしていきたいと考えています。
なぜならば…
例えば、年中行事を知っていれば、人物関係や敬意の方向を捉えることができたり、和歌の解釈に役立ったりまします。和歌では昔の人と現代人の月の捉え方の違いが読解のカギになることもあります。
次回のブログでは古文における月の解釈についてまとめますので、お楽しみに。