越谷レイクタウン校
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越谷レイクタウン校では、小学生・中学生・高校生を対象に、
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皆さん、こんにちは、こんばんは。
4月になってからお届けしている【ミス激減の思考法】シリーズ。
第4回は【国語】をお届けいたします。
これまでの連載で、社会、英語、数学における「言葉や数字の選び方」についてお話ししてきましたが、いよいよ「言葉」そのものを真っ向から扱う国語の登場です。
国語の記述問題で、「本文の言葉を使って説明しなさい」と言われたとき、どこを抜き出せばいいか迷って、とりあえず目についた文章を丸写ししていませんか?
実は、論説文などの文章というのは「具体(わかりやすい例・エピソード)」と「抽象(筆者の言いたいまとめ・テーマ)」の繰り返しでできています。
そして、記述問題で求められるのは、ズバリ
「抽象(まとめの言葉)」の方であることが圧倒的に多いのです!
例えば、「リンゴ」「バナナ」「ブドウ」。これらは具体的な名前です。スーパーの棚をカメラでズームインしているイメージです。
これらをまとめて抽象化すると、「果物」になりますね。さらに「果物」「野菜」「肉」を抽象化すると、「食べ物」になります。これは、スーパー全体を取るためにズームアウトしています。
⇩今回も困った時用に、上の考え方をイラスト化してみました。是非お手持ちのスマホに保存してください!

では、ここからはよくある「もったいないNG解答」を見てみましょう。
| ❌ もったいないNGな書き方(具体を書く) | ⭕ 点数がもらえるOKな書き方(抽象でまとめる) | ここがポイント! |
| スマホを見ながら歩いたり、ゲームばかりしているから。 | 情報機器に依存した生活を送っているから。 | 「スマホ」「ゲーム」は具体例です。「情報機器」「依存」といった抽象語(まとめの言葉)に変換しましょう。 |
| 犬や猫などのペットを飼う人が増えたこと。 | 愛玩動物の需要が増加したこと。 | 「犬や猫」→「愛玩動物(ペット)」のように、一つ上の概念の言葉を本文から探すか、自分で言い換えます。 |
| 嬉しい気持ちと悲しい気持ちが混ざっている。 | 複雑な心情を抱いている。 | 感情の羅列ではなく、それを一言で表す熟語(抽象語)を使うと字数制限にも収まりやすくなります。 |
具体例(スマホ、犬、猫など)は字数を多く消費してしまうため、指定された文字数に収まらなくなる原因にもなります。「一言で言うとどうなる?」と抽象語に変換するだけで、記述の質が劇的に上がります。

国語の記述で「的外れな解答」や「文字数オーバー」を防ぐために、以下の3つのステップを意識してみてください。
「どういうことですか?」と聞かれたら抽象(まとめ)で答えます。「例えばどんなことですか?」なら具体(例)です。大半は前者です。
筆者が具体例を長く語った後、「つまり」「要するに」「このように」と続いたら、そこが抽象(まとめ)のサイン。記述の答えになる大チャンスです!
字数が少ない場合は抽象語(熟語)をズバッと使い、字数が多い場合は「具体例+抽象語」を組み合わせてふくらませるテクニックを使います。
埼玉県の公立高校入試の国語では、現代文(小説・論説文)の記述問題が合否を大きく左右すると予想されます。
2027年2月実施の入試からマークシートと記述の併用になることがアナウンスされていますが、恐らく傍線部分について説明する問題は記述のまま残ることが予想されます。
上位高・上位大を目指す生徒たちは、本文をただ何となく読むのではなく、
「ここは具体例だからサッと読もう」「ここは筆者の主張(抽象)だから線を引こう」
と、メリハリをつけて読んでいます。
だからこそ、記述問題でもスパッと的確な答えが書けるのです。
「記述問題はいつも空欄にしてしまう…」
「書いても部分点しかもらえない…」
そんな方は、ぜひ一度、越谷レイクタウン校にご相談ください!「なんとなく」読む国語から卒業し、ロジカルに点数を取る「抽象と具体を見抜く目」を一緒に鍛えていきましょう!
それでは~