北浦和本部校
住所:〒330-0073 埼玉県さいたま市浦和区元町2丁目17−24
TEL:048-816-4500
営業時間:14:00~22:00(火~金,土は21:00まで)

北浦和本部校では、小学生・中学生・高校生を対象に、
集団指導・個別指導で志望校合格をサポートいたします。
「そのたねの育て方を聞きに来たわけだね」
アルパカとミーアキャットは、顔を見合わせて、こっくりうなずきました。
「まず必要なのは、やわかいおふとん。そしてあたたかな光。のどが乾いたら、お水を少し。
そして、なにより大事なことは待つことだよ」
アルパカとミーアキャットは同時に首をかしげます。
「待つこと?」

アライグマは、楽しそうに言います。
「そう。赤ちゃんはね、自分で『今だ』と思った日に顔を出すんだよ。
この子はまだぐっすり眠っているみたいだね」
そう言うと、アライグマは小さな手で土をふかふかになるまでほぐし始めました。
土はやわらかなおふとんのようになりました。
アルパカとミーアキャットも森の色とりどりの落ち葉を拾って運んできました。
🌳
影が長く伸びるころになると、2匹はアライグマにたねを預けて、帰ることにしました。
「また明日くるね」と何度も振り返りながら。
アライグマはおうちからランタンを持ってきて
夜の間、ずっとたねを明るく照らして過ごしました。
「焦らなくてもいいよ。ここでずっとまっているよ」

翌朝。
まだ小鳥が眠そうに目を細めているうちに、
アルパカとミーアキャットはアライグマのおうちに向かいました。
歩いていると、ひらけた草原で一羽のクジャクに出あいました。
クジャクは朝の光をいっぱいに浴びながら
大きな羽を優雅に広げています。
青や緑に輝く羽は、まるで朝の空にかかる虹のようでした。

「おはようございます」
ミーアキャットが声をかけると、クジャクはにこりとほほえみます。
「今日はどちらへお出かけですか」
「アライグマのおうちに行くんだよ。ぼくたちのたねが元気に育つように
お手伝いをしてもらっているんだ」
クジャクは慎重に羽をたたみながら
「それなら、私もご一緒してもいいですか。きっと私にもできることがあるはずです」と言いました。
アルパカはかろやかに、ミーアキャットはちょこまかと、クジャクは姿勢よく
3匹は森を歩いていきます。
つづく