北浦和本部校
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2022年カタールワールドカップ。
世界中を驚かせた国がありました。
それがモロッコです。
モロッコはスペインやポルトガルといった強豪国を破り、アフリカ勢として史上初のベスト4進出を果たしました。
今回のワールドカップでも強豪国ブラジルと引き分けています。
なぜモロッコはこれほど強いのでしょうか。
実は、その理由は社会科で学ぶ「地理」と深く関係しています。
モロッコはアフリカ大陸の北西部にあります。

地図を見ると、ヨーロッパとの間にはジブラルタル海峡しかありません。
最も近い場所では、スペインとの距離はわずか14kmほどです。
そのため昔から人や文化の行き来が盛んでした。
モロッコは
この3つの地域の影響を受けながら発展してきた国なのです。
国旗の中央には緑色の五芒星(スレイマンの印章)が描かれ、イスラム教の神聖な色である緑は宗教的価値観を示しています。
五芒星の5つの角は愛、真実、平和、自由、正義を表すとされ、国家安泰の象徴でもあります。
モロッコ代表の選手を調べると面白いことに気づきます。
実は多くの選手がヨーロッパで生まれ育っています。
フランス、ベルギー、オランダ、スペインなどで育ちながら、ルーツであるモロッコ代表を選んだ選手が数多くいます。
つまりモロッコ代表は、
「モロッコ国内だけで育ったチーム」
ではありません。
世界中にいるモロッコ系の選手たちが集まったチームなのです。
中学校の地理では「移民」という言葉を学びます。
移民とは、仕事や生活のために他の国へ移り住む人たちのことです。
モロッコからも多くの人々がヨーロッパへ移住してきました。
その子どもたちがサッカー選手となり、モロッコ代表として活躍しているのです。
教科書では難しく見える「移民」という言葉も、ワールドカップを見ると身近に感じられます。
ワールドカップは単なるスポーツ大会ではありません。
そこには、
など、社会科で学ぶ内容がたくさん詰まっています。
モロッコの快進撃の背景には、アフリカとヨーロッパを結ぶ歴史や移民の存在がありました。
試合結果だけを見るのではなく、
「なぜこの国は強いのだろう?」
と考えてみると、社会科がもっと面白く見えてくるかもしれません。